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[ニュース]2011.4.4

パッキャオの半生B

 パッキャオ対モズリー特集、オスカー・デラ・ホーヤ(米)と並ぶ史上2人目の6階級制覇王者で、現WBO世界ウェルター級のベルト保持者マニー・パッキャオのライフ・ストーリーPART3。
 ★PART3

 パッキャオは95年1月に16歳でプロデビューしてから11連勝(4KO)を収めて期待を集める。3戦目には6回戦、7戦目には8回戦、そして9戦目で10回戦を行うなど、きわめて順調な船出だったといえる。
 ところが96年2月、12戦目で急停止を強いられることになる。
19戦11勝(5KO)4敗4分の伏兵ラスティコ・トレカンポ(比)に3回29秒KO負けを喫してしまったのだ。同じサウスポーのトレカンポの左フックを浴びてダウン、そのままカウントアウトされるというショッキングな敗北だった。
 伏線はあった。17歳になったばかりの成長期のパッキャオは計量で契約体重をオーバーし、相手より2ポンド重いグローブ・ハンデをつけられてリングに上がっていたのだ。内なるところに敵が潜んでいたということだろう。
 再起後、パッキャオは7連続KO勝ちの余勢を駆ってチョークチャイ・3Kバッテリー(タイ)の持つOPBFフライ級王座に挑戦する。チョークチャイ(36戦34勝16KO2敗)はWBC3位に名を連ねる強豪だったが、パッキャオは5回KOでプロ初の勲章を手に入れるとともに世界10傑入りも果たした。18歳6ヵ月のときのことである。
 このほぼ1年後の98年5月、パッキャオは東京・後楽園ホールのリングに上がっている。ノンタイトル10回戦で寺尾新(八王子中屋)と対戦したものだが、179秒の間に日本2位を3度倒してKO勝ちを収めた。
 寺尾戦から半年後の98年12月、20歳直前のパッキャオはいよいよ世界の舞台に踊り出る。WBC世界フライ級王者、チャッチャイ・サーサクン(タイ)に敵地で挑戦したのだ。チャッチャイはロングラン王者ユーリ・アルバチャコフ(ロシア/協栄)の政権に終止符を打ったほどの実力者。パッキャオは王者のスピードとテクニックに戸惑い失点を重ね、7回終了時では69対64、70対64、68対65と劣勢にあった。ところが8回、パッキャオは左フック一発で逆転KO勝ちを収めた。
 25戦24勝(15KO)1敗、19歳の新チャンピオンが誕生した。

続く

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