ライト級のハリケーン風太がロシアで快挙!

　ライト級のWBCインターナショナルタイトルマッチが3日、同チャンピオンでWBC(世界ボクシング評議会)世界ランキング12位のバジェ・サルカニャンの地元ロシアのソチで開催された。挑戦者はハリケーン風太(カシミ)。この日、ボクシングの会場となったボリショイ・アイス・ドームは、WBA(世界ボクシング協会)とIBF(国際ボクシング連盟)のクルーザー級世界王座統一戦でWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)の準決勝としても注目を集めているビッグマッチがメインイベント。観客は15,000人と発表されている。ボクモバ超大特集中のライト級戦線の結果はー。

　挑戦者に不利の前評判をあざ笑うかのような完勝で、ベルトを巻いたハリケーン風太は、3ラウンドと試合を決めた7ラウンドにダウンを奪った。逆境の中で勝ち星を挙げたハリケーンは試合後、「アウェイの洗礼もいろいろあったけど、チームの作戦どうり日本からの応援を背負って戦い、ノックアウトで勝つことができて最高です」と喜びのコメントを寄せた。

　世界ランキング12位を相手に敵地でKO勝利を収めたことを考えると、最新の世界ランキングが更新された暁には、ハリケーン風太(※HurricanFuta)の名前が見つかる可能性が高まったのではないだろうか。