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[ニュース]2011.4.3

冷静!?八重樫V3防衛は

 東日本大震災から初めてのタイトルマッチとなる"日本トリプルタイトルマッチ"が2日、後楽園ホールで開催された。
 メインイベントを締め括った日本ミニマム級タイトルマッチは、最強後楽園を"剛拳"で制した挑戦者・田中教仁(ドリーム)が、"音速の拳"を宿す王者・八重樫東(大橋)に挑んだ。
 ら八重樫が高速ジャブで挑戦者の出足を止め、序盤か王者が距離を支配した。
上手さが光った八重樫
 中盤、田中も持ち前の強打を捻じ込もうと"剛拳"を振り抜くが、八重樫はジャブ・左ボディで距離を保ち、巧みなバックステップで制空圏を握る。"音速の拳"から放つワンツー・左フックを打ち込み続け、圧倒的な大差判定で3度目の防衛に成功した。
試合後の田中
 試合後、敗れた田中は控え室で「王者は上手かった。想像以上だった。立ち会ってジャブ、ワンツーのスピードはそれほど無いと思ったが、一番は距離。何ひとつ出来なかった。最後は破れかぶれだった」と敗戦を認めた。
八重樫、会心の笑顔
 一方、王者・八重樫も控室で会見を開いた。「今回は"冷静に戦う"がテーマだった。終始セコンドの松本さんの声も聞こえ、自分のボクシングを貫くことが出来た」と試合を振り返り、2度目の防衛から1年近く試合から遠ざかっていたことについて「足の怪我などがあったが、腐らずいられた。常に試合を想定して練習をしていた」。挑戦者の印象については「色んなパンチが強いのはわかっていたし、練習通りに対処できた。想像の範囲内。でも強かった」と田中を評した。
客席の応援
 世界再挑戦に関しては「今日はたまたま田中選手のボクシングを封じ込められたと思う。もっと強い選手と試合をしたい。(同門の)原にも油断してたら足元を掬われる」と、世界戦よりも強者と拳を交えたいとコメント。
 最後に岩手県北上市出身の八重樫は「生まれ故郷は内陸で、津波の心配はなかった。震災が起き、この状況で戦うのかという気持ちもあった。会長はやるつもりでいたので、僕も減量に入り気持ちを切り替えた。とにかく今日は(大橋ジム三銃士)みんなで勝てて良かった」と、王座防衛に改めて笑顔を見せた。
試合後の控え室で
 故郷北上市も被害を受け、心の動揺も隠せなかったが、その"音速の拳"は鈍ることなく、世界の扉を押し開く力強さも見せた。王者・八重樫の戦いは、被災地にきっと大きな勇気と希望をもたらしたに違いない。

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