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細野のバズーカが久しぶりに火を噴いた。
2日、後楽園ホールで行われた日本フェザー級タイトルマッチは、王者・細野悟(大橋)が、挑戦者の同級9位・安田和芳(ナックルスポーツ)を細野の代名詞とも言えるバズーカで打ち破り、3回1分25秒TKOで2度目の王座防衛に成功した。
2日、後楽園ホールで行われた日本フェザー級タイトルマッチは、王者・細野悟(大橋)が、挑戦者の同級9位・安田和芳(ナックルスポーツ)を細野の代名詞とも言えるバズーカで打ち破り、3回1分25秒TKOで2度目の王座防衛に成功した。
細野V2防衛に成功
福島県いわき市に実家のある細野。津波の影響こそなかったが、地震とその後の原発問題で、両親とは5日間連絡が取れたかったと言う。
細野、控え室の会見
この状況の中、練習も全く出来ず、試合延期も選択肢に考えていたが、その後、家族とも連絡が取れ無事を確認。被災地にいながら応援してくれる人達のことを思えば、試合で結果を出すしかなかったと話した。
バルコニーにかかった垂れ幕
この日、福島からも20名の人がバスで応援にきてくれた。「今日の勝利はいつもとは違う。みんなに元気を与えられる試合が出来たと思う。明日からの活力になってもらえたら嬉しい」と細野。今も原発に苦しむ福島だが、一緒に立ち上がって前に進むしかないと、自らを奮い立たせていた。
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