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[試合結果]2018.1.21

ウェルター級&ライト級 IBFダブル世界戦

 IBF(国際ボクシング)のダブル世界戦、ウェルター級王者エロール・スペンス(28=米)対前WBA(世界ボクシング協会)王者レイモント・ピーターソン(33=米)、ライト級王者ロバート・イースター(26=米)対元2階級制覇王者ハビエル・フォルトゥナ(28=ドミニカ共和国/米)が20日(日本時間21日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。

ピーターソンは8回前に棄権

〇エロール・スペンス(米)
 7回終了TKO
×レイモント・ピーターソン(米)

〇ロバート・イースター(米)
 12回判定(2対1)
×ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)

 ウェルター級戦は初回からスリリングな展開になった。攻めて出たのはサウスポーのスペンスで、それをピーターソンが迎え撃つかたちになった。積極的にボディと顔面にパンチを打ち分ける王者、ガードを固めながら後の先を狙う挑戦者。手数でもヒット数でもスペンスが勝るなか、勝負の行方がはっきりとしたのは5回だった。アッパーを交えたスペンスのコンビネーションでピーターソンがダウンを喫したのだ。これと前後してピーターソンの右目周辺が腫れ、決着の瞬間がそう長くはないことを感じさせた。7回開始前にドクターが挑戦者の目の腫れをチェックしたが、このときは試合が続行された。しかし、3分間を戦い終えたあと8回開始を前にピーターソン陣営が棄権を申し入れた。7回終了時点の採点はジャッジ三者とも70対62でスペンスが大量リードしていた。改めて強さをアピールして初防衛に成功したスペンスは23戦全勝(20KO)。敗れたピーターソンは40戦35勝(17KO)4敗1分となった。

イースターが3度目の防衛に成功

 ライト級は接戦になった。前日の計量で体重オーバーのため勝っても王座を手に入れることができないフォルトゥナだったが、王者を大いに苦しめた。ジャッジ泣かせの試合だったが、より多くのラウンドが180センチの長身王者に振り分けられることになった。採点は115対114、115対112で二者がイースター、もうひとりは逆に115対114でフォルトゥナを支持していた。フォルトゥナはホールドの際の加撃で減点されたことが響いた。辛うじて3度目の防衛を果たしたイースターは23戦全勝(14KO)、敗れたフォルトゥナは37戦33勝(23KO)2敗1分1無効試合。

 前座には12年ロンドン五輪ライトヘビー級米国代表(1回戦敗退)で、現在はWBA7位、WBC3位、WBO2位にランクされるマーカス・ブラウン(米)が出場、フランシー・エンテツ(コンゴ民主共和国/カナダ)と対戦し、1回TKO勝ちを収めた。サウスポーのブラウンは21戦全勝(16KO)、敗れたエンテツは19戦17勝(4KO)2敗。また、WBCヘビー級12位のアダム・コウナッキ(ポーランド/米)はラオ・キラッジ(ジョージア/米)に6回TKO勝ちを収めた。昨年7月、世界挑戦経験者アルツール・ズピルカ(ポーランド/米)に4回TKO勝ちしているコウナッキは17戦全勝(14KO)。キラッジは28戦26勝(18KO)2敗。
 同じく前座にはピーターソンの1歳下の弟アンソニー・ピーターソンが出場、ルイス・エドゥアルド・フローレス(コロンビア)に10回判定勝ちを収めた。100対89(二者)、100対90のフルマークで勝利コールを受けたピーターソンは39戦38勝(24KO)1敗。これが16年4月以来のリングだった。一方、直近の9戦で7度目の敗北となったフローレスは32戦23勝(19KO)9敗。


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