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[海外ニュース]2018.1.19

ヘビー級王者チャー 初防衛戦はオケンド

 WBA(世界ボクシング協会)は同団体ヘビー級レギュラー王者マヌエル・チャー(33=シリア/独)と2位のフレス・オケンド(44=プエルトリコ/米)両陣営に対し、対戦交渉をするよう指令を出した。不調に終わった場合は興行権入札が行われるとしている。チャーは昨年11月、決定戦でアレクサンデル・ウスティノフ(41=露/ベラルーシ)に12回判定勝ちを収めて王座を獲得し、これが初防衛戦となる。

 通常、入札の際には統括団体から最低金額が提示されるが、今回は決められていない。昨年、同じヘビー級の王座決定戦の入札の際に最低提示額を勝る金額が出なかったため、やり直すことになった前例が影響しているものと思われる。ただし、今回は入札に参加するプロモーターは返却なしの1万5000ドル(約166万円)の手数料を払う必要がある。落札後、両選手は90日以内の対戦が義務づけられ、報酬の分配は半々となっている。盛り上がりをみせるヘビー級トップ戦線のなかで取り残された印象の強いチャーは35戦31勝(17KO)4敗。14年7月のルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン/独)戦から3年半も活動実績がないにも関わらず法廷闘争で挑戦権をキープしているオケンドは45戦37勝(24KO)8敗。

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