ヘビー級統一戦 VIP席は30万円超

　3月31日に英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われるヘビー級3団体王座統一戦、WBA(世界ボクシング協会)スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)王者アンソニー・ジョシュア(28=英)対WBO(世界ボクシング機構)王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド/米)の12回戦のチケットが、22日に発売される。VIP席には2000ポンド(約30万4000円)の値段がついている。

　会場のプリンシパリティ・スタジアムは7万人のキャパシティを持つ開閉式屋根の全天候対応型競技場で、サッカーやラグビーに使用されることが多い。ボクシングでは昨年10月のジョシュア対カルロス・タカム(カメルーン/仏)戦の舞台になっており、そのときは7万8000人の観客を集めた。ジョシュアにとっては2試合続けて同じ会場で防衛戦を行うことになる。22日に発売されるチケットは2000ポンドのVIP席をはじめ600ポンド(約9万1200円)、300ポンド(約4万5600円)、200ポンド(約3万400円)、150ポンド(約2万2800円)、100ポンド(約1万5200円)、80ポンド(約1万2160円)、60ポンド(約9120円)、40ポンド(約6080円)の9券種。
　ジョシュアは昨年4月のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦で英国ロンドンのウェルブリー・スタジアムに9万人、前回のタカム戦で7万8000人、そして今回も7万人超が見込まれており、3試合で24万人前後の集客が確実視されている。