海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者ゾラニ・テテ(29=南ア)は2月10日に英国ロンドンのコッパー・ボックス・アリーナで元フライ級、スーパーフライ級王者で現WBOバンタム級1位のオマール・ナルバエス(42=亜)を相手に2度目の防衛戦を行う予定だったが、ふくらはぎを痛めたため試合を延期することになった。11月に世界戦史上最短の11秒KO勝ちで防衛を果たしたテテだが、負傷には勝てなかったようだ。
注目度上昇中のゾラニ・テテ
テテはナルバエス戦に向けて南アフリカでトレーニングしていたが、砂の上を走っているときにふくらはぎを痛めたという。陣営はすぐにフランク・ウォーレン・プロモーターに連絡を入れ、ナルバエス戦の延期を申し入れた。ケガの状況にもよるが、早めに回復した場合は4月21日に英国北アイルランドのベルファストで行われるカール・フランプトン(英)対ノニト・ドネア(比/米)のフェザー級サバイバルマッチのイベントに組み込まれる可能性が高いという。
テテは同じ階級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座を持つライアン・バーネット(英)との統一戦を望んでいるが、一方でスーパーフライ級から上がってくる予定の井上尚弥(大橋)との対戦にも興味を示している。それだけに日本のボクシングファンにとってもテテの動向は気になるところといえる。