海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
12年ロンドン五輪フライ級銅メダリストで、16年リオデジャネイロ五輪ではフライ級で銀メダルを獲得しながらドーピング違反のため取り消されたミハイル・アロイアン(29=露)が2月3日、ロシアのソチ近郊アドレルでアレクサンデル・エスピノサ(24=ニカラグア)と対戦することになった。アロイアンはWBA(世界ボクシング協会)バンタム級7位、エスピノサは8位にランクされている。
アロイアンは昨年5月に10回判定勝ちでプロデビューし、7月の第2戦で12回判定勝ちを収めてWBC(世界ボクシング評議会)シルバー・スーパーフライ級王座を獲得。12月の3戦目では10回判定勝ちでWBAインターナショナル・バンタム級王座を手にしている。対するエスピノサは17戦15勝(7KO)2分。ニカラグアを出て戦うのは初めてとなる。
また、同じイベントにはWBO(世界ボクシング機構)ライト級3位のロマン・アンドリーフ(露)も出場が決まり、WBO同級6位のクレイグ・エバンス(英)と拳を交えることになった。アンドリーフは20戦全勝(14KO)、エバンスは20戦17勝(3KO)1敗2分。
この日はメインで「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」クルーザー級準決勝、WBA王者ジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)対IBF(国際ボクシング連盟)王者ムラト・ガシエフ(露/米)の12回戦が組まれている。準々決勝でドミトリー・クドリャショフ(露)を2回TKOで下して初防衛に成功しているドルティコスは22戦全勝(21KO)、同じく準々決勝でクシシュトフ・ウロダルチク(ポーランド)に3回KO勝ちを収めて初防衛を果たしているガシエフは26戦25勝(18KO)1無効試合。