ドネアと対戦したファレスが暫定王座決定戦に!

　WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級暫定王座決定戦、1位セサール・フアレス(26=メキシコ)対2位アイザック・ドグボー(23=ガーナ)の12回戦は6日(日本時間7日)、ガーナの首都アクラのブコン・ボクシング・アリーナで行われる。この暫定王座はジェシー・マグダレノ(26=米)が昨秋に負傷して防衛戦を行えないため設置された。フアレス、ドグボーの両選手は5日、揃って計量に臨み、ともに規定内でパスした。この試合は2018年最初の世界戦となる。

　15年12月のノニト・ドネア(比/米)とのWBO王座決定戦に続き2度目の世界挑戦となるフアレスは、121.4ポンド(約55.0キロ)だった。ドグボーは121.6ポンド(約55.1キロ)でパスした。戦績はフアレスが25戦20勝(15KO)5敗。12年ロンドン五輪バンタム級1回戦で清水聡(大橋)に10対9でポイント負けを喫し、その翌年にプロ転向を果たしたドグボーは17戦全勝(11KO)。勝てばガーナ史上8人目の世界王者になるドグボーは「この戦いを受けてくれたフアレス陣営には感謝するが、彼らはベルトなしで帰ることになるだろう」と自信をみせている。