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ウェルター級のWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)王者キース・サーマン(29=米)の8度目の防衛戦が、来年3月か4月に米国内で計画されている。相手候補としてはWBAスーパーライト級、WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級の元2階級制覇王者ジェシー・バルガス(28=米)が最有力視されている。今年3月、ダニー・ガルシア(29=米)に競り勝って王座統一を果たしたサーマンにとっては約1年ぶりのリングとなる。
来春にV8戦を計画しているサーマン
サーマンはガルシアに判定勝ちを収めたあと右肘の手術を行い、そのため1年のブランクをつくることになった。この間、ウェルター級のIBF(国際ボクシング連盟)王座は持ち主がケル・ブルック(英)からエロール・スペンス(米)に、またWBO王座はマニー・パッキャオ(比)からジェフ・ホーン(豪)に移っている。さらに来年にはテレンス・クロフォード(米)が参入してくるため、ウェルター級は注目階級のひとつといえる。サーマン対バルガスは3月か4月、ニューヨークを最有力地として米国東海岸で開催される可能性が高い。サーマンは29戦28勝(22KO)1無効試合、バルガスは30戦28勝(10KO)2敗。