100万件視聴はゼロ

　今年も米国では数多くの試合がテレビで中継されたが、そのうちケーブル・ネットワークで放送された試合の視聴件数の集計が出た。ニールセン・メディア・リサーチのデータとしてESPN.comが報じているところによると、今年は100万件を超えたカードはなく、5月にHBOテレビが放送したテレンス・クロフォード(30=米)対フェリックス・ディアス(34=ドミニカ共和国)の96万件が最高だった。

　2位には12月に行われたミゲール・コット(プエルトリコ)対サダム・アリ(米)の94万4000件(HBO)、3位にはミゲール・マイキー・ガルシア(米)対エイドリアン・ブローナー(米)の88万1000件(ショータイム)が入った。以下、�Cセルゲイ・コバレフ(露/米)対ビャチェスラフ・シャブランスキー(ウクライナ)=86万9000件(HBO)、�Dワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)対ジェイソン・ソーサ(米)=83万2000件(HBO)、�Eデオンタイ・ワイルダー(米)対バーメイン・スティバーン(ハイチ/米)=82万4000件(ショータイム)、�Fシーサケット・ソールンビサイ(タイ)対ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)再戦=79万6000件(HBO)、�Gブローナー対アドリアン・グラナドス(メキシコ/米)=77万9000件(ショータイム)、�Hサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)対フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)=76万9000件(HBO再放送)、�Iユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)対ソーサ=76万3000件(HBO)となっている。　
　これ以外では73万5000件(HBO)を記録した井上尚弥(大橋)対アントニオ・ニエベス(米)戦が15位、コット対亀海喜寛(帝拳)が73万件(HBO)で16位に入っている。