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WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)は9日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブアリーナ、ザ・シアターでWBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ/米)の挑戦を退けたばかりだが、今後のプランとしてライト級への転向が浮上している。そうなるとWBA王者のホルヘ・リナレス(32=帝拳)も標的のひとりとなる。
ライト級進出が確実視されるロマチェンコ
ロマチェンコは以前からライト級進出を視野に入れており、一時はWBO王者だったテリー・フラナガン(英)との対戦計画が浮上したこともあった。その後、フラナガンは王座を返上していることから、現状ではリナレスのほかWBC(世界ボクシング評議会)王者ミゲール・マイキー・ガルシア(米)、IBF(国際ボクシング連盟)王者ロバート・イースター(米)がロマチェンコのターゲットとなるわけだ。
リナレス対ロマチェンコの可能性について、リナレスを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のエリック・ゴメス社長は「彼らが試合を望むのであれば受ける用意はある。ロマチェンコにとってリナレス戦は真の実力が試される試合になるだろう」と話している。ただし、実現までにはいくつか乗り越えなければならない問題もある。まずはリナレスが来年1月27日に予定されるメルシト・へスタ(比)との防衛戦をクリアすること、さらにプロモーターが異なること、両陣営が提携しているテレビ局が異なるため調整が必要なこと、などだ。ゴメス氏は「ロマチェンコが本当に偉大な王者になりたいなら、リナレスとの試合は実現するだろう」という。すでに3階級制覇を成し遂げているリナレスと3階級制覇を狙うロマチェンコ。これも興味深いカードだ。
リナレス対ロマチェンコの可能性について、リナレスを擁するゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のエリック・ゴメス社長は「彼らが試合を望むのであれば受ける用意はある。ロマチェンコにとってリナレス戦は真の実力が試される試合になるだろう」と話している。ただし、実現までにはいくつか乗り越えなければならない問題もある。まずはリナレスが来年1月27日に予定されるメルシト・へスタ(比)との防衛戦をクリアすること、さらにプロモーターが異なること、両陣営が提携しているテレビ局が異なるため調整が必要なこと、などだ。ゴメス氏は「ロマチェンコが本当に偉大な王者になりたいなら、リナレスとの試合は実現するだろう」という。すでに3階級制覇を成し遂げているリナレスと3階級制覇を狙うロマチェンコ。これも興味深いカードだ。