ボクモバニュース

海外情報

海外注目戦

ランキング

TV・ネット欄

階級別特集
[試合結果]2017.12.10

新星がMSGに集合

 9日(日本時間10日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブ・アリーナで開催されたワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)対ギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ/米)のWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級タイトルマッチの前座には、将来のスターと目される16年リオデジャネイロ五輪バンタム級銀メダリストのシャクール・スティーブンソン(20=米)らホープが出場した。

 セミで登場した12年ロンドン五輪フライ級銅メダリスト、マイケル・コンラン(英/アイルランド)はルイス・フェルナンド・モリナ(亜)と6回戦で対戦。オーソドックススタイルからジャブを丁寧に打つ立ち上がりだったコンランだが、事前から予定していたのか、それとも咄嗟の判断か、初回後半からはほぼサウスポーにスイッチする。2回以降もほぼこのまま構えたが完成度は高く、近づけないモリナにストレート主体でクリーンヒットを奪い続けた。KO決着の気配は見えず、5回にローブローでコンランが注意された直後、力強い左アッパーをカウンターで打ち込むこともあったが最終ゴング。初めてKOを逃したコンランは5戦全勝(4KO)。モリナは12戦7勝(2KO)4敗1分。

 また、この日はクリストファー・ディアス(プエルトリコ)対ブライアント・クルス(米)のNABO北米スーパーフェザー級王座決定戦も行われたが、前日計量でクルスが体重をオーバーしたことにより、クルスが勝っても王座交代はならない条件がついた。アマチュア時代に全米2位の実績を持つクルスは、有望なディアスにも臆することなく打撃戦に応じる。それでもフリッカー気味の構えから放つディアスのコンビネーションはこの日も冴え、初回、右ストレートからの左フックで早くもクルスがダウンした。2回、左フックが後頭部をかすめるように当たると、クルスはもんどりうって倒れた。畳みかけて3度目のダウン。立ち上がるとゴングに救われた。だが、すでにダメージは蓄積しており、3回開始早々、左フックで4度目のダウンを追加して試合を終わらせた。WBO8位にランクされるディアスは22戦全勝(14KO)。5日前になって代理出場が決まったクルスは21戦18勝(9KO)3敗。

 サウスポーのスティーブンソンはオスカー・メンドサ(米)と対戦。「メイウェザー2世」を嘱望されるスティーブンソンが、自身のリズムでボクシングを組み立て始めると、長距離から放つストレート主体の攻撃にメンドサはブロックを固める一方になってしまう。その防御もアッパーやボディに散らされると容易に崩され、ダメージこそ見られないが、圧倒的な実力差を見かねて2回中盤、レフェリーが試合を止めた。スティーブンソンは4戦全勝(2KO)。メンドサは7戦4勝(2KO)3敗。


試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバ海外版トップページへ戻る