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[前日計量]2017.12.2

世界戦経験者3人!日タイ比の実力者が集結!

    明日、エディオンアリーナ大阪・第二競技場で開催される、六島ジム主催のイベント「5大タイトルマッチ」に出場する全選手が2日、前日計量会場のある日本ボクシングコミッション関西事務局に集結した。豪華な顔ぶれが一堂に会したこの日のJBC(日本ボクシングコミッション)関西事務局の計量会場には、東洋太平洋ミドル級チャンピオンの太尊康輝(六島)をはじめ、同じ六島ジムで汗を流すフィリピン人ボクサーで東洋太平洋バンタム級チャンピオンのマーク・ジョン・ヤップ(六島)、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に2連勝した世界王者シーサケット(タイ)とも拳を交わしたことのある向井寛史(六島)、河野公平(ワタナベ)と世界戦で対峙したインタノン・シッチャモアン(タイ)、田口良一(ワタナベ)と井岡一翔(井岡)の両チャンピオンと世界戦で戦ったクワンタイ(タイ)らの姿があった。

※当日券あり。
太尊康輝の検診
    メインで東洋太平洋ミドル級3度目の防衛と、WBOアジアパシフィック同級王座をかけた大一番に臨む太尊康輝(六島)は72.5kgのリミットでパスすると「体調は良いです。被弾せずに明確なパンチを当てたら自然と勝ちは僕になる。KOも狙いますが、安全運転でしっかり勝ちたいと思います」と、スッポンスープを飲み干した。
    2度目のタイトル戦を前に挑戦者の秋山泰幸(ワタナベ)は初回の計量を300gオーバーしパスできず。近隣のサウナへ行き、1時間後、再計量を72.0kgの500gアンダーでようやくパス。「調子はまあまあです。チャンピオンは身長も高いし、パンチもある強い選手だと思っています。でも、勝つ自信はあります。勝って良い次の日を迎えたいです」と、落ち着いた様子で語った。
 
高野誠三とマークジョンヤップ
    セミファイナルで、東洋太平洋バンタム級2度目の防衛戦に臨むチャンピオンのマーク・ジョン・ヤップ(六島)は53.5kgのリミットで秤を降りると「明日はベストを尽くします。それだけです」と、拳を握った。
    初タイトル挑戦となる高野誠三(真正)も同じく53.5kgのリミットでパス。「やることをやるだけですね。明日は強い気持ちを持って頑張ります。応援よろしくおねがいします」と、減量に苦しんだ様子はなく元気に答えた。
 
向井寛史(六島)
    WBOアジアパシフィックタイトル奪還のチャンスを得た向井寛史(六島)は52.1kgのリミット。「明日は倒します。前の手をしっかり使って、前の手で決めれるくらいの勢いで行こうと思います」と、笑顔を見せた。
    向井とは2度目の対戦となるインタノン・シチャモアン(タイ)は51.9kgの200gアンダーで余裕のパス。「ベストを尽くして戦うだけ、KOで決める」と、自信を見せた。
クワンタイと坂本真宏
    大手企業就職をけってWBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦で、1年前の雪辱を期す坂本真宏(六島)はリミットの50.8kg。「体調も良いので、明日は12ラウンド戦うことなく、倒したいと思います。応援よろしくおねがいします」と、乾いた口を潤した。
    元世界チャンピオンのクワンタイ・シスモーゼン(タイ)は50.6kgの200gアンダー。「勝利は私のもの、明日はたのしんでやる」と、元世界王者の余裕をみせた。
 
JBC関西事務局計量場

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