注目の日本フェザー級タイトルマッチ

　日本フェザー級王者の坂晃典(25=仲里)が明日12月1日、後楽園ホールで開催される「A-sign.Bee.9」のセミファイナルで挑戦者で同級7位の大橋健典(28=角海老宝石)を迎え初防衛戦に臨む。その前日計量が30日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、両者とも一発でパスした。

　57.1kgで計量を終えたチャンピオンは「怪我で試合間隔が空いたがオーバーワーク気味だったので良い休養になった。KOにこだわっているわけではないが自然とそうなった。初防衛してこそ真のチャンピオン。明日は派手な試合になる。期待していてください」と意気込みを語った。

　チャンピオンと同じ57.1kgで計量台を降りた大橋は「やっとここまできたという思い。タイトルマッチはいつもと違う雰囲気だが、力を出せば勝てる。打ち合ってくれるのが理想だが、相手がどう出てきても対応できるように練習をしてきた。ボクシングをしてきた証がほしい。どんな内容でも勝ちに繋げたい」と王座奪取に意欲をみせた。