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ヘビー級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座に君臨するアンソニー・ジョシュア(28=英)と、WBO(世界ボクシング機構)王者ジョセフ・パーカー(25=ニュージーランド/米)の統一戦交渉が決裂した模様だ。これによりパーカーは「幻のWBA王者」ルーカス・ブラウン(38=豪)を相手に3度目の防衛戦を行う可能性が高くなった。
4連続KO防衛中のジョシュア
統一戦の交渉に関してジョシュア側のエディ・ハーン・プロモーターは、パーカー側が合計報酬額のうち35パーセントを要求している点について「そんな分配比率では試合は成立しない」と突き放している。「(ジョシュアに)勝つことは莫大な報酬をもたらすことを意味している。彼ら(パーカー側)が本当にジョシュアをKOできると思っているのならば、まず第一に試合をすることを考えなければならない」と話している。ジョシュアとの統一戦が難しくなったパーカーは、昨年3月にWBA王座を獲得しながらドーピング違反のため王座を取り消されたブラウンを相手に防衛戦を行う可能性が高くなった。