アムナットが大差の判定負け

　元IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者アムナット・ルエンロエン(37=タイ)は21日、中国の蘇州で葛文峰(30=中国)と対戦したが、大差の12回判定負けを喫した。この試合はWBO(世界ボクシング機構)オリエンタル・スーパーフライ級王座決定戦として行われるはずだったが、アムナットは前日計量で2ポンド(約900グラム)オーバーして失格していた。117対111(二者)、118対110でジャッジ三者の支持を得て新王者になった葛は10戦全勝(6KO)、アムナットは20戦18勝(6KO)2敗。