ベナビデスはガブリルと再戦

　WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級王者デビッド・ベナビデス(20=米)と、5位のロナルド・ガブリル(31=ルーマニア/米)が来年1月にも再戦する方向で交渉が進んでいる。両者は今年9月、バドゥ・ジャック(34=スウェーデン/米)が返上して空位になった王座を争い、2対1の判定勝ちでベナビデスが新王者になった。しかし、ガブリル側が判定に抗議して再戦を求めていた。

　ベナビデス対ガブリルは9月8日に米国ネバダ州ラスベガスで行われ、接戦のすえベナビデスが判定勝ちで戴冠を果たした。しかし、最終回にダウンを奪ったガブリル側のメイウェザー・プロモーションズが抗議して再戦を要求していた。ベネビデスを擁するサンプソン・ボクシングも再戦に応じる構えをみせており、このまま交渉がスムーズに進めば来年1月にダイレクト・リマッチが実現しそうだ。ベナビデスは19戦全勝(17KO)、ガブリルは20戦18勝(14KO)2敗。