前王者ジェイコブスの再起戦

　前WBA(世界ボクシング協会)ミドル級レギュラー王者で現2位のダニエル・ジェイコブス(30=米)は11日(日本時間12日)、米国ニューヨークのナッソー・コロシアムでWBA12位、WBC(世界ボクシング評議会)7位、IBF(国際ボクシング連盟)6位、WBO(世界ボクシング機構)11位のルイス・アリアス(27=米)と対戦する。今年3月、ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)に惜敗して王座を失ったジェイコブスにとっては再起戦となる。

　計量はジェイコブスが159.6ポンド(約72.3キロ)、アリアスがミドル級リミットちょうどの160ポンド(約72.5キロ)だった。17対2のオッズで有利とみられているジェイコブスは34戦32勝(29KO)2敗、トップ戦線への割り込みを狙うアリアスは18戦全勝(9KO)。
　前座ではWBAヘビー級7位、IBF5位、WBO4位のジャーレル・ミラー(米)が出場、世界挑戦の経験を持つWBC7位、IBF9位のマリウス・ワフ(ポーランド)と対戦する。ミラーは20戦19勝(17KO)1分、ワフは35戦33勝(17KO)2敗。