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元WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級王者ギジェルモ・ジョーンズ(45=パナマ)が18日(日本時間19日)、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで昨年7月以来、1年5ヵ月ぶりのリングに上がる。相手は12年ロンドン五輪に出場した経験を持つイタロ・ペレア(24=エクアドル/米)。試合はWBA中南米ヘビー級王座決定戦(11回戦)として行われる。
ジョーンズは08年に世界王者になったが、負傷やビジネス上の問題などが重なり防衛戦のペースが極端に遅くなり“休養王者”に格下げされた。13年には正王者デニス・レベデフ(露)に逆転の11回TKO勝ちを収めたものの、試合後にドーピング違反が発覚して無効試合に結果が変更され、王座はレベデフに返還された。翌年には再戦が組まれたが、今度は試合前にジョーンズのドーピング違反が判明したためキャンセルになった。その後、2年半のブランクを挟んで復帰したが、2判定勝ち後は再び活動停止状態になっていた。46戦40勝(30KO)3敗2分1無効試合。
相手のペレアはアマチュア時代にロンドン五輪に出場しただけでなく、その五輪前の米大陸予選では現世界ランカーのドミニク・ブリージール(米)にポイント勝ちを収めた実績を持っている。プロ転向後の戦績は14戦10勝(6KO)2敗2分。