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アルゼンチン代表として2度の五輪出場経験を持つアルベルト・メリアン(27)が12月16日、アルゼンチンのブエノスアイレスでプロデビュー戦を行うことになった。デビュー戦はスーパーバンタム級8回戦が予定されているが、相手は2年半前に山中慎介(35=帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座に挑んだ(7回KO負け)こともあるディエゴ・サンティリャン(30=亜)。いきなり強豪との対戦となるが、それだけ本人も陣営も自信があるのだろう。
ディエゴ・サンティリャン
メリアンは12年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪のバンタム級に連続出場し、リオ大会ではベスト8に食い込んだ。プロ転向に際してはWBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級王者デビッド・ベナビデス(米)らを擁するサンプソン・ボクシングとプロモート契約を結んだ。そのメリアンの初陣の相手に指名されたサンティリャンは25戦23勝(15KO)2敗。23連勝の勢いを駆って15年4月に山中に挑んだが、歯が立たずに7回KO負けを喫した。2年のブランク後、今年7月に再起を図ったが、9回KO負けという結果に終わっている。これが再々起戦となる。
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