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日本時間5日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで1位のセルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/露/米)とIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座決定戦を争い、惜しくも判定3-0で敗退した3位の近藤明広(32=一力)が6日に帰国。その足で所属ジム主催の「A-sign.Bee.8」が行われた後楽園ホールに駆け付け、ファンに結果を報告した。
リピネッツが戦略面で上回った
激闘の痕が残る顔でホールのリングに上がった近藤は、「できれば勝って報告したかったが、世界でもやれる自信は掴めた。また一から出直し、あの舞台を目指します」と再出発を誓った。
もう一度世界へ
初の世界戦、初の海外遠征とあって何かと戸惑うことも多かったようだが、意外にも試合では緊張をしなかったと近藤。同行した沼田康司トレーナーは、近藤が勝っていたとする現地関係者も多くいたと話したが、近藤は「リピネッツの右を警戒しすぎたことで手数を落とし、さらに予想以上に足を使われ、力を出し切れないうちに終わってしまった」と素直に負けを認め、改めて「この経験を活かし出直したい」と話した。