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WBA(世界ボクシング協会)は2日、同団体ヘビー級元暫定王者で現1位のルイス・オルティス(38=キューバ/米)に対し、1年間の出場停止処分を下した。オルティスは11月4日にデオンテイ・ワイルダー(32=米)の持つWBC(世界ボクシング評議会)王座に挑戦する予定だったが、9月にドーピング違反が発覚したため挑戦が取り消されていた。オルティスはWBAスーパー王者アンソニー・ジョシュア(28=英)に対する指名挑戦権も持っていた。
ルイス・オルティス
オルティスは14年9月の暫定王座決定戦で1回TKO勝ちを収めたものの、このときもドーピング違反が明らかになって無効試合に結果が変更、戴冠が取り消されていた。再犯を重くみたWBAはオルティスをランキングから除外するとともに、原則として来年9月22日までWBA関連の試合への出場を許可しないとした。ただし、他団体の認可する試合への出場は妨げず、また半年経過後はサスペンドの解除を申請することができるとしている。