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ヘビー級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者、IBF(国際ボクシング連盟)王者アンソニー・ジョシュア(28=英)は10月28日、英国カーディフで同級3位カルロス・タカム(36=カメルーン/仏)の挑戦を受けたが、この試合はショータイムによって米国でも生中継された。その視聴件数は平均で33万4000件に留まり、4月のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)戦の約半分だった。
米国での視聴件数で苦戦のジョシュア
ジョシュアは4回にダウンを奪ったすえ10回TKOで4度目の防衛を果たしたが、米国での視聴数では苦戦という結果に終わった。ニールセン・メディア・リサーチのデータによると、米国での視聴件数は平均で33万4000件、ピーク時36万1000件、再放送は平均30万9000件、ピーク時37万6000件だった。これは昨年12月のジョシュアのV2戦、対エリック・モリナ(米)の平均36万8000件、ピーク時39万件も下回る数字で、今年4月のクリチコ戦の平均65万9000件、ピーク時76万3000件の約1/2という結果に終わった。2018年には米国進出を目論んでいるジョシュアが、どう知名度と人気を上げていくか注目したい。