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20日の計量で体重オーバーのためWBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王座を剥奪されたジェスレル・コラレス(26=パナマ)は21日(日本時間22日)、米国ニューヨーク州ベローナで同級4位アルベルト・マチャド(27=プエルトリコ)と対戦した。秤の上で王座を失ったコラレスが試合では意地をみせたのか、それともマチャドが勝って新王者になったのか。
〇アルベルト・マチャド(プエルトリコ)
8回2分15秒KO
×ジェスレル・コラレス(パナマ)
試合は初回からスリリングな展開になったが、よりコラレスの好調が目立った。2回、3回、4回と緊迫した展開が続くなか5回にコラレスがダウンを奪って断然優位に立った。これで吹っ切れたのかマチャドは6回に反撃に転じて流れを引き寄せる。そして8回、右から左をヒットしてダウンを奪った。コラレスは辛うじて立ち上がったが、試合を続けられる状態ではなくレフェリーがカウントアウトした。新王者になったマチャドは19戦全勝(16KO)、計量時に王座を失ったすえ試合でもKO負けのコラレスは25戦22勝(8KO)2敗1無効試合。
ダブルメインとしてミドル級10回戦に出場するWBAスーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(米)は、ミドル級でIBF(国際ボクシング連盟)10位、WBO(世界ボクシング機構)8位にランクされるアランテス・フォックス(米)と対戦、12回判定勝ちを収めた。アンドレイドは25戦全勝(18KO)、フォックスは25戦23勝(11KO)1敗1分。