ボクモバニュース

海外情報

海外注目戦

ランキング

TV・ネット欄

階級別特集
[試合結果]2017.10.15

Sウェルター級三大世界戦

 スーパーウェルター級のトリプル世界戦、WBA(世界ボクシング協会)スーパー王者エリスランディ・ララ(34=キューバ/米)と同級6位の挑戦者テレル・ゲシェイ(30=米)、WBC(世界ボクシング評議会)王者ジャメール・チャーロ(27=米)と同級1位の指名挑戦者エリクソン・ルビン(22=米)、IBF(国際ボクシング連盟)王者ジャレット・ハード(27=米)と同級11位の挑戦者オースチン・トラウト(32=米)は14日(日本時間15日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われた。

4回のダウンシーン

〇エリスランディ・ララ(キューバ/米)
 12回判定(3対0)
×テレル・ゲシェイ(米)

初回に決着!

〇ジャメール・チャーロ(米)
 1回2分41秒KO
×エリクソン・ルビン(米)

〇ジャレット・ハード(米)
 10回終了TKO
×オースチン・トラウト(米)
 

 ともにアマチュア時代に世界のトップで活躍した実績を持つが、技巧でも経験値でも勝るサウスポーのララがやはり一枚も二枚も上だった。ララは4回にダウンを奪って優位に立ち、以後も危なげなく12年ロンドン五輪戦士をコントロールしていった。もともとパンチ力のないゲシェイは早い回でダウンを喫してしまうと苦しい。挽回できないままズルズルとラウンドを重ねることになった。採点は117対110(二者)、116対111と明確な差がついたが、その数字以上に実力差が感じられた試合だった。6度目の防衛を果たしたララは29戦25勝(14KO)2敗2分、ゲシェイは21戦20勝(9KO)1敗。

 3試合のなかで最も力量が接近したカードとみられていたのがチャーロ対ルビンのWBCタイトルマッチだ。直前のオッズは王者有利ながら13対11まで接近していた。ところが、試合は161秒で終わることになった。チャーロもサウスポーのルビンもスピードに定評があり、スタートから緊迫感のある試合となった。そんななかチャーロが放った右が一閃。これをアゴに浴びた22歳のホープは背中からキャンバスに叩きつけられ、10カウント内に立ち上がることができなかった。戴冠試合と2度の防衛戦を含む直近の4試合をすべてKOで終わらせているチャーロは30戦全勝(15KO)。「(倒されたパンチは)まったく見えなかった。これがボクシング」と敗北を受け入れたルビンは19戦18勝(13KO)1敗。
 新旧王者対決となったIBFタイトルマッチは、現王者ハードの勢いが勝った。ハードが左ジャブ、サウスポーのトラウトが右ジャブを突き合うかたちで始まった試合は、ラウンドを重ねるごとに両者がペースを上げ、激しい攻防が展開されることとなった。それでもパンチ力で勝るハードが主導権を握り、7回には元王者の膝を揺さぶるなど優位に戦いを進めた。9回になるとトラウトの右目下の腫れが目立つようになり、10回にはハードの攻撃にさらされて元王者は守勢に追い込まれた。結局、このラウンドが終わるとトラウト陣営は続行を諦めた。初防衛に成功したハードは21戦全勝(15KO)。団体を変えた返り咲きを阻まれたトラウトは34戦30勝(17KO)4敗。


試合日程

試合結果

トーナメント

ランキング

選手検索

TV・ネット欄

王者一覧

タイトル戦

階級別特集

インタビュー

有料試合動画

データマニア

待受写真

全国ジム検索

注目選手

海外試合日程

海外試合結果

海外選手検索

海外注目戦

海外情報

基礎知識

ボクモバ投票

勝ちメシ

レッスン

ボクモバ占い
ボクモバ海外版トップページへ戻る