9月度月間賞は新鋭賞が二人

　東日本ボクシング協会は11日に定例理事会を開き、9月度の月間賞を選考。今回は最優秀選手賞と敢闘賞の該当者をなしとしたが、新鋭賞に日野僚(27=川崎新田)と岩原慶(27=本多)のランカーを撃破したサウスポー選手二人を選出した。また、理事会では日本時間20日にメキシコ中部を襲った大地震を受け、同国に本部があるWBC(世界ボクシング評議会)に見舞金を送ったと発表した。

　日野は初のランカーアタックで日本フェザー級11位の中澤奨(大阪帝拳)を判定で破り、13戦目にして日本ランク入り。また、初の8回戦で日本スーパーフェザー級12位の粟田祐之(KG大和)に挑んだ岩原は、初回にダウンを喫するも手数で挽回し、最後は連打でレフェリーストップを呼び込む下剋上をはたした。今後はランキングを狙われる立場となるが、二人のさらなる活躍に期待したい。

■月間最優秀選手賞(10/11選考)
該当者なし
■月間敢闘賞
該当者なし
■月間新鋭賞
日野 僚(川崎新田)
対象試合:9/2 後楽園ホール
オープン8回戦
判定勝ち
対戦相手:日本フェザー級11位
中澤 奨(大阪帝拳)

岩原 慶(本多)
対象試合:9/13 後楽園ホール
オープン8回戦
6回TKO勝ち
対戦相手:日本Sフェザー級12位
粟田 祐之(KG大和)
■表彰式
2017.11/10 後楽園ホール「Earnest Efforts/Mega Fight」