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16年リオデジャネイロ五輪スーパーヘビー級銅メダリスト、フィリップ・ウルゴビッチ(25=クロアチア)は、ドイツを中心に活動するプロモート会社、チーム・サウアランドと契約を交わし、9月30日にプロデビューを果たした。初陣で55戦のキャリアを持つ元南米王者を初回で沈めたウルゴビッチは、早くも28日に第2戦が予定されている。
ウルゴビッチはリオ五輪では準決勝で、金メダルを獲得するトニー・ヨカ(仏)に2対1の判定負けを喫して銅メダルに甘んじた。9月30日のプロデビュー戦はラトビアの首都ラガで行われ、55戦39勝(31KO)16敗1分のベテラン、ラファエル・スンバノ・ラブ(ブラジル/米)に初回TKO勝ちを収めた。次戦は28日、ドイツのカールスルーエで6戦全勝(5KO)のパベル・スール(チェコ)と6回戦を行うことになっている。
リオ五輪の金メダリストで6月にプロデビューしたヨカと、今月20日にデビュー戦が予定されている銀メダリストのジョー・ジョイス(英)、そしてウルゴビッチ。舞台をプロに移して繰り広げられる巨人たちの出世争いに注目したい。
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