海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
前WBA(世界ボクシング協会)ライト級王者アンソニー・クロラ(30)対スーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級の3階級を制覇した元王者リッキー・バーンズ(34)の英国人対決が7日(日本時間8日)、英国マンチェスターで行われた。クロラは世界戦で2連敗、バーンズは4月にIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座を失っており、ともに再起戦だった。
予想どおり接近した内容の試合になった。ともに左ジャブから戦いを組み立てるタイプだけに、微妙な駆け引きを交えた戦いになり、振り分けが難しいラウンドが続いた。そんななか地元のクロラの方がわずかに運動量やパンチ数が勝り、その分だけジャッジの印象点をさらうことになったようだ。採点は116対113、117対112、116対114でジャッジ三者ともクロラを支持した。連敗を2で止めたクロラは41戦32勝(13KO)6敗3分、バーンズは49戦41勝(14KO)7敗1分。