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元WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級暫定王者ルイス・オルティス(38=キューバ/米)のドーピング違反発覚にともない、11月4日に米国ニューヨークで予定されているデオンタイ・ワイルダー(31=米)のV6戦の相手がオルティスから前WBC王者バーメイン・スティバーン(38=ハイチ/米)に変更されることになった。両者は15年1月に逆の立場で拳を交え、ワイルダーが12回判定勝ちを収めている。
ワイルダーのV6戦は二転三転
もともとWBCは1位のスティバーンを指名挑戦者としていたが、ワイルダー側はオルティスとの対戦を優先させるため高額の待機料をスティバーン側に払ったと伝えられている。そのためスティバーンは11月4日の前座で世界ランカーのドミニク・ブリージール(米)と前哨戦を行うことになっていた。そんな矢先にオルティスのドーピング違反が発覚、事態は急展開を迎えることになった。こうしたなか2日からアゼルバイジャンのバクーで開催中のWBC総会でオルティスの挑戦が取り消され、あらためてスティバーンの指名挑戦が確認された。近日中にも正式発表がありそうだ。