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元IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級王者で現WBA(世界ボクシング協会)同級5位ポール・バトラー(28=英)対元IBF王者で現WBA14位スチュアート・ホール(37=英)の12回戦は30日(日本時間10月1日)、英国リバプールのエコー・アリーナで行われた。14年6月以来の再戦はWBAバンタム級挑戦者決定戦と銘打って行われたが、3年前に続いてバトラーが勝ったのか、それとも37歳のホールが雪辱を果たしたのか。
雪辱を狙うホールが積極的にプレッシャーをかけて出たが、バトラーはそれを巧みに捌いて僅差のラウンドをものにしていった。ダウンなど大きな動きはなく、3年前と同様、勝負は判定に持ち込まれたが、118対110(二者)、117対111の大差でバトラーが勝利を収めた。11月4日にモナコで行われるWBAバンタム級タイトルマッチ、王者ジェイミー・マクドネル(英)対リボリオ・ソリス(ベネズエラ)の勝者に挑戦する権利を得たバトラーは26戦25勝(13KO)1敗。ホールは29戦21勝(7KO)6敗2分。
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