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WBA(世界ボクシング協会)フェザー級暫定王者クラウディオ・マレロ(28=ドミニカ共和国)対挑戦者同級2位ヘスス・ロハス(30=プエルトリコ)の12回戦は15日(日本時間16日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで行われた。今年4月、鮮やかな1回KO勝ちで暫定王者になったサウスポーのマレロは、3連続KO勝ちと勢いのある挑戦者からベルトを守ることができたのか。
サウスポーのマレロはスピードを生かして戦いたいところだったが、それを阻止したいロハスは前に出て距離を潰す作戦に出た。これが奏功し、マレロは可動範囲が狭められ、思ったようなパフォーマンスができなかった。徐々にロハスの命中率が上がって迎えた7回終盤、挑戦者が3発のコンビネーションをクリーンヒット、ダウンを奪った。倒れたマレロはレフェリーのカウントが進んでも起き上がれなかった。新暫定王者になったロハスは30戦26勝(19KO)1敗2分1無効試合。5ヵ月の在位に終わったマレロは24戦22勝(16KO)2敗。