WBC CARES調印式&計量

　日本で初めての開催となる、WBC女子世界トリプルタイトルマッチ"WBC CARES"を前日に控えた11日、都内で調印式と公開計量が行われた。
　会場には明日、後楽園ホールで激戦を繰り広げる王者と挑戦者6名が勢揃いし、調印式終了後、決戦に向けてそれぞれが意気込みを語った。※東北での地震の影響により試合は中止となりました。

WBC女子世界Lフライ級タイトルマッチ10回戦
■王者・富樫直美(ワタナベ)
「これまで練習してきたスタイルは、手数で前に出るスタイル。明日は少し違う部分を出したい。そして最後は自分がリングに立っている」とスタイルチェンジを示唆。そして1年10ヵ月振りのホール登場に「やっと後楽園で試合が出来る。ここまで支えてくれた人達、応募し続けてくれた人達に恩返しをしたい。そしてボクサーとして素晴らしい試合をし、みんなと喜びを共感したい」とファンにメッセージを発信した。
検診・計量結果
体温:36.5℃
血圧:61/min
脈拍:130/82mm/Hg
体重:48.9kg/102P

■挑戦者ジュジース・ナガワ(比)
「明日は素晴らしい戦いになる。そしてリングの上で起こることが全てです」と語るに止めたが、挑戦者は終始、自信に満ちた表情で王者を見つめていた。
検診・計量結果
体温:36.7℃
血圧:75/min
脈拍:154/94mm/Hg
体重:48.2Kg/106P

WBC女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦
■王者・小関 桃(青木)
「パンチのある相手だけに、前半は無理に打ち合わない。スタミナを活かし、中盤から後半に持ち込みたい」と、挑戦者クリカノックの強打を警戒した。
検診・計量結果
体温:36.6℃
血圧:47/min
脈拍:139/63mm/Hg
体重:46.2Kg/102P

■挑戦者クリカノック・アイランドムエタイ(タイ)
「明日たは精一杯戦う。私の持てる限りのベストを尽くす」とタイトル奪取に自信を伺わせた。
検診・計量結果
体温:36.6℃
血圧:71/min
脈拍:121/77mm/Hg
体重:45.9Kg/101P

WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ10回戦
■王者アナベル・オルティス(メキシコ)
「この大会は私を含めて三人の世界王者が出場するが、きっと素晴らしい戦いをし、王者がタイトルを防衛するでしょう」と女王3人のタイトル防衛を予告する余裕を見せた。挑戦者の印象については「藤岡が強いのは知っている。だが私が優れた王者であることを証明します」と改めて王座防衛を宣言した。
検診・計量結果
体温:36.6℃
血圧:57/min
脈拍:126/67mm/Hg
体重:47.6Kg/105P

■挑戦者・藤岡菜穂子(T&H)
「アナベルのテクニックはピカ一!だけど私が勝って世界王者になる。実力は五分五分。運の良い方勝つでしょう」と力強くタイトル奪取を誓った。
検診・計量結果
体温:36.6℃
血圧:67/min
脈拍:153/83mm/Hg
体重:47.6Kg/105P