WBA世界スーパーフライ級王座は石田匠が奪う!

　WBA世界スーパーフライ級1位の石田匠(井岡)が9日、改めて次戦の発表会見を行い、意気込みを語った。試合は10月28日(土)、英国・カーディフでWBA同級王者のカリド・ヤファイ(英国)に挑戦することが決まった。また、この日のメインイベントではWBAとIBFで世界ヘビー級王座に就くアンソニー・ジョシュア(英国)の試合が予定され、会場も8万人収容のミレニアムスタジアムと桁外れのビックマッチとなる。

　24戦全勝の石田はデビューから8年で掴んだチャンスに「正直、うれしい気持ちが大きいです。アウェイでやることも気にしてないです。リングに上がれば一緒なので」と、アウェイでの挑戦にも落ち着いた心境を語った。王者のヤファイについては「チャンピオンですし、負けのない選手。強いのは当たり前です。これから会長と一緒に研究して対策を練ります」と、目を輝かせた。

　石田がまだ小学生だった時から育て上げてきた井岡一法会長は「匠には日本にチャンピオンを呼べずに申し訳ない気持ちがある。この試合は、距離が全てやと思っています。あまり(試合まで)時間はないが、恒例の白浜キャンプも取り入れて、やるつもり。アウェイでやるので、匠に1番良い状態を作ってやるのが我々陣営のやれること、移動も飛行機はビジネスクラスを考えている」と、最大限のバックアップを約束した。