海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者ジェフ・ホーン(29=豪)は11月12日にオーストラリアのブリスベンで計画中と伝えられるが、対戦候補として2代前の王者ジェシー・バルガス(28=米)、WBA(世界ボクシング協会)同級王者レイモント・ピーターソン(33=米)のほか、同じオーストラリアの人気者で元2階級制覇王者アンソニー・ムンディン(42)の名前も挙がっている。
本命は元王者バルガス
7月にマニー・パッキャオ(比)を破って戴冠を果たしたホーンは前王者との再戦を望んでいたが、パッキャオが政務の多忙を理由に見送ったため、初防衛戦の相手探しをしている際中だ。最有力とみられているのがバルガスだが、WBA王者のピーターソンも候補として名前が挙がっている。さらに最近になってウルトラC級の候補として急浮上してきたのがムンディンだ。スーパーミドル級とスーパーウェルター級の元世界王者でもあるムンディンの最新試合は今年2月のダニー・グリーン(豪)戦で、このときの体重は79.6キロだった。しかし、過去にスーパーウェルター級の体重で戦ったことが9度あり、そこからさらに3キロ余の減量も可能と判断しているようだ。オーストラリアでの人気と知名度はホーンに匹敵するものがあるだけに実現すれば同国内では注目を集めそうだが、ムンディンがランク外ということもあり現実的ではないといえる。ホーンの初防衛戦の相手は誰になるのか。