コンセプションの再起第2戦

　前WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者ルイス・コンセプション(31=パナマ)は2日(日本時間3日)、メキシコのソノラ州シウダーオブレゴンでWBC(世界ボクシング評議会)同級38位にランクされるイラン・ディアス(メキシコ)と10回戦を行った。昨年8月に河野公平(36=ワタナベ)から王座を奪ったコンセプションは12月の初防衛戦を前に計量で失格。以来、これが再起第2戦だった。

　強打に定評のあるコンセプションだが、この日は不発に終わり、97対95、98対92、99対91という大差の判定負けを喫した。今年7月の再起戦では2回KO勝ちを収めているコンセプションだが、連勝とはならなかった。42戦36勝(25KO)6敗。殊勲のディアスは昨年12月にはコンセプションのライバルだったエルナン・マルケス(メキシコ)にも10回判定勝ちを収めており、2試合続けて元世界王者を破ったことになる。17戦13勝(5KO)2敗2分。