下田、初防衛戦決定か!?

　7日に行われたWBA世界スーパーバンタム級王者・下田昭文(帝拳)の公開練習で、帝拳ジム本田会長は下田の初防衛戦の相手がほぼ確定したことを発表した。

　下田の初防衛戦は指名挑戦になる確率が高いとのこと。本田会長は「プーンサワットもオプションを持っているが、WBAからも指名挑戦でやってくれと連絡がきている。そうなると、アメリカの1位リコ・ラモスになる。6月位でしょう」と話し、初防衛戦は選択試合ではなく、強豪との指名挑戦になるとした。また本田会長は「開催地は、下田本人の希望によりアメリカでやる可能性が高くなる」と下田の海外進出を明かした。

　このビックプランに下田は「他がやらないことをやって行きたい。そのためにも海外でやれるならありがたい。頑張ります」と語り、海外進出に意欲を見せた。

　指名挑戦者のリコ・ラモス(米)はアマチュア経験も豊富で、プロ転向後は19戦19勝(10KO)無敗。アメリカが期待を寄せる次世代のスター候補だ。果たして下田の世界進出は…。