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[試合結果]2017.8.6

ロマチェンコvsマリアガ

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)対挑戦者同級10位ミゲール・マリアガ(30=コロンビア)のタイトルマッチは5日(日本時間6日)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われた。天才と呼ばれるサウスポーの王者が3度目の防衛を果たしたのか、それともマリアガが41対1のオッズをひっくり返す番狂わせを起こしたのか。

〇ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)
 7回終了TKO
×ミゲール・マリアガ(コロンビア)
 

 フェザー級時代にニコラス・ウォータース(ジャマイカ)、オスカル・バルデス(メキシコ)の世界王座に挑んで2度とも敗れたものの判定まで粘ったマリアガだが、今回はまったく勝機を見出せず途中で勝負を諦めることになった。予想どおりスタートからサウスポーのロマチェンコが忙しく立ち位置を変えながら、スピードとテクニックで挑戦者を翻弄していった。

 3回にはマリアガのガードの間に左ショートを差し込んで軽いダウンを奪った。試合が再開するとロマチェンコは自らコーナーに下がって相手の攻撃を誘い、腰を振るなど余裕を通り越し、見ようによっては観客の反感を買うような戦いぶりをみせた。その後もロマチェンコはマリアガを子ども扱いし、ノーガードで体を寄せたり、接近した際に相手の頭を軽く叩いたりした。6回にペースを上げたロマチェンコは7回に猛攻。ボディブローで挑戦者の体を折ると、回転の速い左右を叩きつけ、弾き飛ばすようなダウンを奪った。苦笑いを浮かべながら立ち上がったマリアガは戦いを続行したが、インターバルの最中に陣営が棄権を申し出た。
 3試合続けて相手を棄権に追い込んだロマチェンコは10戦9勝(7KO)1敗。これで6連続KO勝ちとなった。ほとんど見せ場をつくれずに敗れたマリアガは28戦25勝(21KO)3敗。4ヵ月前のバルデス戦に続く敗戦となった。
 セミではレイ・ベルトラン(メキシコ/米)対ブライアン・バスケス(コスタリカ)のNABF&NABO北米ライト級タイトルマッチ10回戦が行われ、2対0の判定でベルトランが辛勝した。序盤から競った展開のなか、左フックを中心にパワーで勝るベルトランがリード。バスケスは手数で応戦し、最終回には相手をダウン寸前まで追い込んだが届かなかった。採点は二者が96対94でベルトラン、もうひとりは95対95のイーブンだった。ライト級でWBA(世界ボクシング協会)6位、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO2位にランクされる36歳のベルトランは43戦34勝(21KO)7敗1分1無効試合。前日計量で体重オーバーのため失格、勝っても北米王座が手に入らないことになっていたバスケスは38戦35勝(19KO)3敗。こちらはスーパーフェザー級でWBA1位にランクされている。

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