バルデスがセルバニアとV3戦

　WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者オスカル・バルデス(26=メキシコ)の2度目の防衛戦は9月22日、米国アリゾナ州ツーソンで行われるが、このほど相手がWBOアジア・パシフィック王者で同級4位にランクされるジェネシス・セルバニア(25=比/カシミ)に決まった。ダブル・メインとしてWBOスーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(26=メキシコ)対ジェシー・ハート(28=米)も行われる。

　バルデスは昨年7月に決定戦を制して王座を獲得し、11月には大沢宏晋(ロマンサジャパン)を7回TKOで退けて初防衛に成功。今年4月のV2戦ではミゲール・マリアガ(コロンビア)に競り勝った。22戦全勝(19KO)。セルバニアは29戦全勝(12KO)のホープで、最近の3試合はカシミジム所属として日本で行っている。
　スーパーミドル級のV2戦に臨む長身サウスポーのラミレスは35戦全勝(24KO)。そのラミレスよりも2センチ大きい身長191センチのハートは22戦全勝(18KO)。9月22日は4人の全勝戦士が世界戦のリングに上がることになる。