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元WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級暫定王者マウリシオ・エレラ(37=米)は4日(日本時間5日)、米国カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで元世界ランカーのヘスス・ソト・カラス(34=メキシコ/米)とウェルター級10回戦を行った。かつて世界のリングを賑わせた者同士のサバイバル戦、どちらに凱歌が挙がったのか。
マウリシオ・エレラ
体格で劣るエレラだが、序盤から積極的に仕掛けて出てリードを奪い、その後は臨機応変に打ち合うところは打ち合い、避けるところは避けて10回を戦い抜いた。接戦だったが、ジャッジ三者のうち二者が96対94でエレラを支持、もうひとりは95対95のイーブンだった。直近の7戦で3勝4敗と負け越していたエレラは貴重な勝利をものにして通算戦績を31戦24勝(7KO)7敗とした。カラスは45戦28勝(18KO)12敗4分1無効試合。こちらは亀海喜寛(帝拳)との1敗1分を含め、5試合続けて勝利から見放されたことになった。