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IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級3位、WBC(世界ボクシング評議会)6位ジョンリエル・カシメロ(27=比)と、IBF8位、WBC16位ジョナス・スルタン(25=比)が9月16日、フィリピンのセブシティで対戦することになった。この試合はIBFスーパーフライ級挑戦者決定戦として行われる予定で、勝者がジェルウィン・アンカハス(25=比)への指名挑戦権を手に入れる。
ンリエル・カシメロ
カシメロはWBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級暫定王座とIBF王座、さらにフライ級でIBF王座を獲得した実績を持っており、3階級制覇を目指してスーパーフライ級に転向した。27戦24勝(14KO)3敗。対するジョナスは16戦13勝(9KO)3敗。15年11月に来日して翁長吾央(大橋)に10回判定負けを喫したが、4ヵ月後の再来日では池水達也(井岡)に2回TKO勝ちを収めている。今年5月には元世界王者のソニー・ボーイ・ハロ(比)に8回KO勝ちを収めるなど、4連続KO勝ちと好調を維持している。ちなみにアンカハスに対しては7月29日にマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に判定勝ちを収めたラウシー・ウォーレン(米)が最優先で挑戦する権利を有しており、カシメロ対ジョナスの勝者はその次の挑戦者ということになりそうだ。なお、9月16日のメインでは、八重樫東(大橋)からIBFライトフライ級王座を奪ったミラン・メリンド(比)の初防衛戦、対ヘッキー・バドラー(南ア)が組まれている。