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WBA(世界ボクシング協会)は3日、同団体のヘビー級スーパー王者アンソニー・ジョシュア(27=英)に対し、1位のルイス・オルティス(38=キューバ/米)と防衛戦を行うよう指令を出した。これは3日にウラジミール・クリチコ(41=ウクライナ)が引退を表明したことにともなう措置で、交渉期限は3日から30日としている。交渉が不調に終わった場合は興行権入札を行うとしている。
もともとジョシュアは11月11日に米国ネバダ州ラスベガスでクリチコとの再戦を計画していたが、クリチコが引退したため次戦が宙に浮くことになった。ただし、IBF王者でもあるジョシュアは10月28日か11月11日に、クリチコ戦の代わりにクブラト・プーレフ(ブルガリア)とのIBF指名戦を行うプランを練っている。また、オルティスもWBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)のV6戦の候補に挙がっており、今後の動きに関しては不透明な部分が少なくない。ヘビー級トップ戦線はリング外の動向にも要注目だ。