女王シールズが世界挑戦

　12年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で女子ミドル級連覇を果たしたクラレッサ・シールズ(22=米)が4日(日本時間5日)、米国ミシガン州デトロイトのMGMグランド・デトロイトでニッキ・アドラー(30=独)の持つWBC(世界ボクシング評議会)女子スーパーミドル級王座に挑む。試合はIBF(国際ボクシング連盟)の王座決定戦も兼ねており、シールズが勝てばプロ転向から8ヵ月半、4戦目で世界制覇となる。

　シールズは昨年11月のプロデビュー戦で4回判定勝ち。今年3月の2戦目は4回TKO勝ちでNABF北米ミドル級王座を獲得した。さらに6月には8回判定勝ちでWBC女子シルバー・スーパーミドル級王座を獲得している。3戦全勝(1KO)。WBC王者のアドラーは16戦全勝(9KO)。