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神奈川県内の児童・生徒を対象とした、いじめ・暴力行為防止の地域人材活用事業を推進する神奈川県教育委員会は、川崎市にジムを置く川崎新田ジム新田渉生会長を"いじめ・暴力追放アドバイザー"に任命した。
この"いじめ・暴力追放アドバイザー"は、県内各校の生徒達にいじめ・暴力は卑劣な行為であると会話を通じて理解を深めて行く活動だ。就任した経緯を新田会長は「県内の高校教員を務めていた大学の同級生が行政に移動し、"神奈川力"という県内の人間を活用し頑張ってもらおうという事業に携わり、僕がこの話を頂きました」と話した。
既に先月22日、横浜市立深谷中学校で講演を行い、ボクシングを通じて得た実体験を話したところ「生徒達は目を輝かせて聞いていた」と講演後の先生方か聞かされ、確かな手応えを掴んでいた様子だったが、実は同行したジム所属の古橋大輔とのミット打ち披露が一番反応が良かったらしい。
新田会長の次回の講演は、3月15日(火)午後13時25分から平塚市立太洋中学校体育館で行われる。
ボクシングジムは神奈川県に留まらず都内・各県にあり、全国各地域で同じような活動ができれば、今後のボクシング界の発展にも繋がるのではないだろうか。
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