スミスvsウィリアムス 10/28再戦

　WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級2位のリアム・ウィリアムス(25=英)と、元王者で現在は同級4位にランクされるリアム・スミス(28=英)が10月28日、英国内で再戦することになった。開催地は未定。両者は今年4月、WBO同級暫定王座決定戦で拳を交えたが、前日計量で体重オーバーのため失格したスミスが9回終了TKO勝ちを収めている。

　4月の試合は前半から流血戦になったが、9回まではウィリアムスが三者一致の86対85のスコアでリードしていた。しかし、右目尻の傷が深くなったため棄権、スミスが勝利を拾うかたちになった。WBOのスーパーウェルター級王座はサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)が5月に返上したもので、8月26日にミゲール・コット(プエルトリコ)対亀海喜寛(帝拳)で正王座決定戦が行われることになっている。ウィリアムス対スミスの再戦は挑戦者決定戦か暫定王座決定戦として挙行される可能性がある。ウィリアムスは18戦16勝(11KO)1敗1分、スミスは27戦25勝(14KO)1敗1分。