ウシクvsフックは25対1

　9月から始まる重量2階級の賞金トーナメント、「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の1回戦の組み合わせが8日に発表されたが、早くもそれらのオッズが出ている。特に注目は4団体の王者が出場するクルーザー級で、そのうちWBO(世界ボクシング機構)王者オレクサンデル・ウシク(30=ウクライナ)対元王者マルコ・フック(32=セルビア)は25対1でウシク有利と出ている。

　クルーザー級の4カードのオッズは以下のとおり。ウシク対フック:25対1でウシク、WBA(世界ボクシング協会)王者ジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)対ドミトリー・クドリャショフ(露):9対4でドルティコス、WBC(世界ボクシング評議会)王者マイリス・ブリエディス(ラトビア)対マイク・ペレス(米):5対1でブリエディス、IBF(国際ボクシング連盟)王者ムラト・ガシエフ(露)対クシシュトフ・ウロダルチク(ポーランド):16対1でガシエフ。

   スーパーミドル級は、WBAスーパー王者ジョージ・グローブス(英)対ジェイミー・コックス(英):4対1でグローブス、カルム・スミス(英)対エリック・スコッグランド(スウェーデン):25対1でスミス、ユルゲン・ブレーマー(独)対ロブ・ブラント(米):9対4でブレーマーとなっている。もうひとつは15日に行われるクリス・ユーバンク・ジュニア(英)対アルツール・アブラハム(アルメニア/独)の勝者とアブニ・イルディリム(トルコ)が対戦するカードだが、ユーバンク・ジュニア対イルディリムは5対1でユーバンク・ジュニア有利、アブラハム対イルディリムは9対4でイルディリム有利と出ている。