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WBA(世界ボクシング協会)は5日、同団体のスーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)と、暫定王者モイセス・フローレス(30=メキシコ)に対し、再戦するよう指令を出した。両者は6月17日に米国ネバダ州ラスベガスで対戦し、いったんはリゴンドーの1回KO勝ちが宣せられたものの後日、無効試合に結果が変更されている。
ギレルモ・リゴンドー
リゴンドー対フローレスはアンドレ・ウォード(米)対セルゲイ・コバレフ(露/米)のセミファイナルで行われ、初回終了時に放ったリゴンドーの左でフローレスがダウン。映像で確認後、その場ではリゴンドーのKO勝ちがアナウンスされた。しかし、のちにネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)は「KOパンチはゴング後だったが、不可避だった」として無効試合に結果を変更した。WBAの再戦指令はこれを受けてのものだ。ただし、事実上のKO負けを喫したフローレスはNSACの規定で60日間の出場停止となっており、8月半ばまではリングに上がることができない。WBAは150日以内の再戦を義務づけており、今後は日程の調整が必要になってきそうだ。