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WBA(世界ボクシング協会)ウェルター級12位にランクされるサムエル・バルガス(28=コロンビア/カナダ)と、3度の世界挑戦経験を持つアリ・フネカ(39=南ア)が8月19日、カナダのオンタリオ州ブランプトンで対戦することになった。バルガスの持つNABA北米ウェルター級王座の防衛戦として行われるものだが、昨年12月に現WBO(世界ボクシング機構)同級王者ジェフ・ホーン(29=豪)に敗れているフネカにとっては再起戦になる。
フネカはライト級時代に3度の世界戦を経験したが、2対0の判定負け、引き分け、2対1の判定負けという際どい内容で目的を果たせないままに終わった。ウェルター級に上げて世界ランク入りしていたが、昨年12月にホーンからダウンを奪いながら6回TKO負け。現在は15傑から外れている。48戦39勝(31KO)6敗3分。バルガスは昨年11月に当時のWBC(世界ボクシング評議会)王者ダニー・ガルシア(米)に無冠戦で7回TKO負けを喫しているが、以後は2連勝している。31戦27勝(14KO)3敗1分。マニー・パッキャオ(比)の敗北とホーンの戴冠で揺れるウェルター級トップ戦線。バルガス、フネカのどちらが踏みとどまるのか。