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[ニュース]2017.7.5

日本ユース王座Sライト級は仕切り直し

 日本プロボクシング協会が主催する24歳以下のA級選手で争われる日本ユース初代王座トーナメントの決勝が8月22日(火)、23日(水)の2日間にわたり後楽園ホールで開催されるが、予選を経ずに予定していたスーパーライト級決勝は八光池田竜司(六島)の棄権により、23日に準決勝から仕切り直すことになった。初代ユース王座はフライ級からスーパーライト級までの8階級で行われる。
小林と大野は昨年の東新人王決勝で激突
 改めて組み直されたスーパーライト級は、ほかの階級に劣らず注目の若手4選手が集まった。ブロックAは、昨年の東日本新人王決勝で激しい打ち合いを繰り広げた小林孝彦(21=TEAM10COUNT)と大野俊人(21=石川立川)の再戦。前回は、大野が強打で上回り5回TKOで小林を下し、5戦全勝5KOで東日本新人王に輝いた。リベンジに燃える小林とのリマッチは、前回以上の盛り上がりが期待される。
山口との決着をつけた平岡
 ブロックBは、14年度東日本ライト級新人王の平岡アンディ(21=大橋)と23日の決勝に出場予定だった吉開右京(20=島袋)との対戦。新人王戦後のアメリカ修行で一皮むけたサウスポーの平岡は、5月の前戦で平岡が欠場し全日本新人王となった山口祥吾(唯心)と対戦し6回TKOで撃破。2年半越しの決着をつけ、全勝記録を9に伸ばした。
吉開は昨年の全日本新人王で大野を撃破
 一方、吉開は昨年の全日本新人王決勝で大野を左フックで仕留め新人王と大会MVPを獲得。一気に注目を集めたが、4月の前戦でジラフ麒麟神田(千里馬神戸)に判定で敗れ、初黒星を喫した。再起戦となる今回、難敵サウスポーをどう攻略するのか注目だ。準決勝は6回戦で行われ、決勝は11月に予定されている。

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